虫歯を放置するとどうなるの?

虫歯を放置

こんにちは!みぞこし歯科歯科衛生士の岩永です!

日頃患者様から頂く疑問についてお答えします!

 

今日の疑問は「虫歯を放置するとどうなるの?」です。

とても素朴な疑問ですが、皆さんが気になることですよね。

放置して良くないことは勿論ですが具体的に何がいけないのでしょうか?!

 

 

虫歯を放置するとダメなこと

  1. 激しく痛くなる・・・まだそんなに大きくない虫歯は痛みもなかったり、自分の目で確認できない場合もあります。放置して進行すると虫歯が深部まで及び、痛みがなかったのに痛んだり、神経に到達すと眠れないほどの激しい痛みを感じたりします。
  2. 腫れる・・・深部に虫歯が及ぶとバイ菌が神経に及び、根の先に膿がたまり圧迫して痛みとともに腫れることがあります。炎症がひどく、麻酔が効きにくいので治療ができないこともあります。内服薬で鎮痛、消炎してから治療になるのでお薬が効くまで3日から1週間ほどかかることがあります。
  3. 治療に時間がかかる・・・浅い虫歯は1回の治療で済むことも多くあります。虫歯が進むと、神経を抜く治療(抜髄)が必要になることもあります。神経の治療になると治療回数がとても多くかかります。回数がかかる歯科治療の代表的な治療です!歯を作るまでだと5~10数回はかかります!
  4. 歯がもろくなる・・・神経を取った歯は死んだ歯も同然です。神経を取った歯の寿命は10年ともいわれます。2次虫歯になりやすかったり割れやすくなったり。二次感染で再治療や抜歯になったり。神経がある歯と比べると持ちが悪くなるのは当然です。
  5. 見た目が悪くなる・・・虫歯が大きいほど大きく歯を削ります。奥歯の場合、保険適用の修復物は銀歯がほとんどです。(一部白い材料もあります)銀歯は部位にもよりますが目立ちます。前歯は表向きは白い材質もありますが、劣化が早く、着色もしますし、長い目で見たとき決して見た目にきれいとは言えません。
  6. 抜かないといけなくなる・・・虫歯があまりに大きいと歯がなくなり抜歯になります。
  7. お金がかかる・・・上記5や6のようになるとセラミック治療やインプラントなどの自費治療での修復が必要になり多額になることも。
  8. 入れ歯になる・・・上記6のように抜歯になると、入れ歯が必要になることも。
  9. 永久歯に悪影響・・・乳歯の場合生え変わるから大丈夫、とはいえません。乳歯の根の先までバイ菌がいき、下に控えている永久歯に悪影響がおよびます。
  10. 口臭がする・・・虫歯はそもそも菌が原因です。菌が繁殖すると匂います!虫歯の穴に食べかすがたまりやすくなって、更に臭いが倍増して虫歯独特の口臭となります。

 

上記以外にも様々なことが起こると考えられます。歯科医院は決して楽しいところではないでしょう。が放置するともっと嫌なことがたくさんになります。患者様ができるだけ痛くないよう、快適に治療をうけられるよう最善を尽くしていきますので、虫が治療は早めをおすすめします!