寒くなると歯がしみる??!

みなさんこんにちは!

みぞこし歯科歯科衛生士の岩永です。

 

今朝はとても寒かったですね。

急に冷え込みが進むこの時期ですが

毎年こに時期頃、患者様から「最近歯がしみるようになった

とのご相談がよくあります。

今までしみていなっかたのに突然のしみに

むし歯ではないか!?と心配される方も多いのではないでしょうか。

勿論むし歯で歯がしみていることもあります

ですが実は‟時期的に歯がしみてくる”ということもあります。

実際には寒くなり水温が下がり、お水が冷たくなることで

もともとしみそうだった歯がしみとして症状がでてきた

ということです。

俗にいう知覚過敏です!

知覚過敏はこの写真のように根元がすり減り

欠損した場所に起こります。この欠損をくさび状欠損とも言います。

写真は明らかにくの字切れ込みが入っていますが

私達からみると、ぱっと見はそうではないけれど

よく見ると知覚過敏を起こしそうだな・・・

と思う場面は日ごろの診療ではよくあります。

ご自身で見分けるのは難しいのかもしれません。

歯科医院ではチェックする際に知覚過敏が起きそうなところに

風をかけて診断していきます。

検査してみると、微風でも飛び上がるほどしみる方もおられます。

そのような場合には放置すると神経を痛めてしまい

神経を取らなくてはいけなくなることもあるので

やはり早めに歯科医院でみてもらうことも大切です。

対処には大きく二つあります。

・即効性があるが持続性が低い歯科医院での処置

・即効性には欠けるがコツコツ続けて持続させるホームケア

この二つを組み合わせて対処していくと

知覚過敏は収まるケースが多いです。

特にホームケアではお薬(フッ素1450ppm配合歯磨き粉)の使用と

ブラッシングの改善とが必要になってきます。

やり方は当医院では歯科衛生士がしっかりと指導致します!!

ですから知覚過敏の改善がひいては

むし歯の予防や歯周病の予防・改善へとつながります

 

ではそもそも知覚過敏の原因となるくさび状の欠損をおこす

原因とは何でしょう。

症状は治ってもそちらの進行が進むようでは堂々巡りです。

実はそこには様々な生活背景が潜んでいたりいます。

歯磨きのやり方が間違っている、歯磨き粉が合っていない

お仕事や生活スタイル由来のかみ合わせ、酸が多い食生活

歯周病・喫煙・ストレス・・・・・・・・

長くなるのでくさび状欠損の原因については次回

ブログで書いていきますね(^^)/